インプラント

インプラントとは

インプラントで食事を楽しく♪

インプラントで食事を楽しく♪

インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋入し、固定したところへ人工の歯(人工歯冠)を装着する治療方法です。しっかり固定される為、ご自身の歯で噛んでいるような実感が持て、 入れ歯などのように金具も無い為違和感がなく、むし歯予防、審美性でも優れているなどメリットがたくさんあります。

歯を失ってしまって困っていらっしゃる方や入れ歯ではストレスを感じていた方など、 多くの方々の喜びを実現させたインプラント治療は、現在の歯科診療には欠かせない存在となりました。

メリットだけではなくデメリットもあります

◇ インプラントのメリット

  • 噛む機能が回復することで食べ物の制限がなくなり、バランスの良い食事が楽しめます。
    楽しい食事は身体の健康を保つだけでなく、心までも健康にします。
  • 固定式なので、安定性がよく、食物を噛み砕く事ができます。
  • 無くなった歯の大きさと同様の大きさの歯が入るので、違和感が全く無く喋りやすくなります。
  • 周りの歯を削ることがなく、また、ブリッジのように無くなった歯の応力を残った歯に負担させることがないので、結果として残った歯の寿命を延ばすことになります。


◇ インプラントのデメリット

  • インプラントを植立する為の手術が必要です。
  • 治療期間が他の修復物より長い。
  • 重度の糖尿病などの疾患の場合、インプラントが出来ないことがあります。
  • 保険非適応のため、費用がかかります。
  • 定期的なメンテナンスが必要になります。

一生涯、患者さんを見守るために

一生涯、患者さんを見守るため

当院では、全ての治療方法の利点・欠点をお話しし、その患者さんに適した治療方法を選択しています。その結果、他の治療で喜んでいただく方も多いです。10年20年30年・・・、一生涯その方をずっと見守っていきたいという気持ちがあるので、そのときだけよければいいという医療は決してしたくないのです。

治療法に関して疑問等ございましたら、お気軽にご相談ください。

治療に必要な内容

  • 問診、口腔内診査、血液検査、レントゲン診査等を行い、インプラント治療が適しているか診断をします。それを元に治療計画と費用について記載した資料を作成し、治療を行うかどうかのカウンセリングの時間を設けます。
  • 同意頂けた場合、治療計画に沿って治療を進めていきます。
  • 治療終了後は定期的なメンテナンスが必要です。

治療費について

インプラント診査診断料 ¥15,000
CT撮影用テンプレートの作製料 ¥12,000〜¥20,000
CT撮影料(1回) ¥15,000
血液検査料 ¥18,000
サージカルステント料
¥50,000〜¥200,000
インプラント埋入手術料(1本) ¥200,000
インプラント2次手術料(1本) ¥50,000
骨造成手術料(1箇所) ¥100,000〜¥200,000
術後レントゲン検査料 ¥10,000
インプラント上部構造料(1本) ¥100,000〜¥120,000
静脈内鎮静法 ¥60,000

◇ インプラント術後メンテナンス

半年に一回(レントゲン検査なし) ¥10,000
一年に一回(レントゲン検査込み) ¥20,000

リスク・副作用について

  • 治療にあたっては最善を尽くすものの、術後に疼痛、腫脹、感染、内出血に伴う顔面皮膚の変色などの生じる可能性があり、同時に口唇、舌、顔、頬、歯の知覚麻痺が起こる可能性があリます。 また、これらの持続時間は正確には確定できないこと、また血管の炎症、残存歯の外傷、骨折、鼻腔や副鼻腔への穿孔、術後治癒の遅れ、薬剤の使用におけるアレルギー反応が生じる可能性があります。
  • 治癒の有無にかかわらず、歯の挺出、移動、傾斜、咬合の不調和、顎関節機能の障害、頭痛、首や顔面の筋肉痛、咀嚼時の筋肉の疲れなどが生じる可能性があります。
  • インプラント植立後の歯肉や骨の治癒の能力には個人差があり、正確に予測する方法がないため、治癒の進行は術後の経過に応じて判断します。
  • 最善は尽くしますが、インプラントの失敗やインプラントの撤去という事態も生じる可能性があります。手術後の治癒については個人差があり、インプラント治療や手術の結果について保証、あるいは確約はできません。
  • 喫煙、アルコールの摂取は歯肉や骨の治癒に影響があり、インプラント治療の成功に悪い影響を与える可能性があリます。
  • 治療終了後は定期的なメンテナンスが必要です。定期的なメンテナンスを受けていても、インプラント周囲炎が起こり、インプラントを喪失する場合があります。
    定期的なメンテナンスを受けない場合、インプラント周囲炎の発生確率が増え、インプラントの早期喪失の可能性が上がります。

従来の治療法との違い

ブリッジ

ブリッジ

ブリッジでは、周りの歯を大きく削らなければなりません。場合によっては神経をとらなくてはなりません。

インプラント

インプラント

インプラントでは両端の歯はそのままでよいので、負担もかかりません。

バネを用いた義歯

バネを用いた義歯

取り外しの義歯の場合、残っている歯に金属のバネをかけて支えています。違和感があり、清掃も難しく見映えも良くありません。また、数年の内にバネの支えになっている歯が移動したり、グラグラになってくることがあります。それに加えて義歯の下の顎の骨もやせてきますので合わなくなり、作りかえを何度もしなくてはなりません。

インプラント

インプラント

インプラントでは失われた歯根部分の骨を支えにして人工の歯を固定します。噛む力は天然の歯と同じように骨に伝わります。

残っている歯には負担はかからず、むしろ保護されます。インプラントが入っていることで顎の骨が吸収される(やせる)のを防ぎます。

総入れ歯

総入れ歯

総入れ歯の場合、入れ歯を固定する力が弱く、ぐらついたり、ずれたりします。そのため、食べ物を噛むために充分な力をかけることができません。噛む力はインプラントの数分の一といわれています。

インプラント

インプラント

インプラントでは、義歯は顎の骨に固定され、力を入れて噛むことができます。食感も天然歯に近く、食べる楽しみを取り戻すことができます。取り外しのわずらわしさもありません。

オステルISQ

総入れ歯

総入れ歯

総入れ歯の場合、入れ歯を固定する力が弱く、ぐらついたり、ずれたりします。そのため、食べ物を噛むために充分な力をかけることができません。噛む力はインプラントの数分の一といわれています。

インプラント

インプラント

インプラントでは、義歯は顎の骨に固定され、力を入れて噛むことができます。食感も天然歯に近く、食べる楽しみを取り戻すことができます。取り外しのわずらわしさもありません。

インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れ

Step.1 診断と治療計画

インプラント治療に必要な診査と診断を行い、治療計画を立てます。どんな些細なことでも疑問や質問などございましたら、お教えください。


Step.2 治療開始

歯の根に相当するインプラントの部品を手術により顎の骨に埋入します。
手術は局所麻酔を用いて行いますので痛みはありません。


Step.3 治癒期間

骨とインプラントがしっかり結合されるまでの治癒期間を設けます。下顎で3ヶ月、上顎で3ヶ月程度です。この間、必要に応じて仮の歯を入れますので日常生活には差し支えありません。

また、最近では手術当日に仮歯を入れることもできます。


Step.4 人工歯の装着

インプラントを含めたお口の中の全体の型をおとりします。その型に従い人工の歯を作製します。その後、アバットメントの上に人工歯を装着して完成です。


Step.5 メインテナンス

インプラント治療の終了後、インプラントを長持ちさせる為には、適切なホームケアと3ヶ月から半年に一度の定期検診が不可欠です。

メインテナンスが大切です                              当院は日本口腔インプラント学会認定専門衛生士が2名在籍中です。 より専門的なケアを行い、あなたのインプラントを守ります。

メインテナンスが大切です

インプラントも普通の歯と同じように支える骨が歯周病によって溶けてしまえばグラグラになってしまいます。歯周病で歯を失った方は特に注意が必要です。

インプラントを長持ちさせるために必ず定期メンテナンスを受けてください。定期的に経過観察することで他の歯が虫歯や歯周病になるのを防ぎます。インプラント、ご自身の残りの歯を残すようにがんばりましょうね。