乳歯や、生えかけの永久歯はただでさえ弱くむし歯になりやすいものです。生え変わりの時期は特に磨くのが難しくなり、むし歯のリスクはさらに上がります。出来たら、3ヶ月毎に来院して下さい。フッ素を塗る事で歯が丈夫になり、むし歯になりにくくなります。
乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすいと言われています。一見健康そうに見えても、歯医者さんで見てもらうと実は虫歯だらけ・・・ということも珍しくはありません。なぜ乳歯は虫歯になりやすいのでしょうか?それには下記のような理由があります。
◇ 永久歯に比べて層が薄い
乳歯は、永久歯に比べてエナメル質や象牙質の厚さが半分程度しかありません。再石灰化の力も弱いため、虫歯菌に簡単に溶かされてしまうのです。
◇ 歯磨きの不足
幼児は自分一人だけでは充分な歯磨きができません。表面的にはキレイに磨けていても、実は磨き残しがたくさんできていることが多いのです。
◇ 食べカスが溜まりやすい
乳歯は永久歯に比べて食べカスが付着しやすい上に、子どもは粘着性のあるお菓子などを好むため、簡単に虫歯菌が発生してしまいます。
上記の通り、乳歯は虫歯になりやすく構造が永久歯に比べて薄いことが特徴です。
また、虫歯になった際の自覚症状もほとんど出ないため、気づいたときには神経の近くまで虫歯に侵されてしまうことも珍しくはありません。乳歯の虫歯を早期発見するために、お母さんが歯の表面をチェックしてあげましょう。
表面が白っぽくなっていたり黒いシミができていたり、歯の溝が黄色くなっていたりした場合、虫歯になり始めている可能性があります。その時点で小児歯科に行くことができれば、大きな負担をかけずに治療が可能なのです。
成田歯科では、決して嫌がるお子さんを無理やり治療することはありません。良く話を聞いて、怖がる原因を探ります。
その後、お子さんの恐怖感をなくすために、お父さんお母さんにも協力していただいて、何回も連れて来ていただき、歯医者さんは怖くないんだという考えを持ってもらうようにしています。
一度植えつけられた恐怖感を取り除くのは大変ですが、まずは怖い思いをさせない事、それ以前に虫歯にならないように虫歯の予防に力を入れていき、明るく楽しい歯科医院を目指して努力しています。
長期間の通院が必要になる矯正治療などをする際に、お子さまが苦手だと感じる歯科医院に無理に通わせることはありません。
最初にお子さまと一緒に歯科医院に行って、カウンセリングを受けることから始めましょう。
カウンセリング後はすぐに決めてしまうのではなく、家に帰ってからお子さまの意見も聞いてみることをお勧めします。また、複数の医院でカウンセリングを受けて比較してみてもいいでしょう。